ワイン談義(1)ブルゴーニュ地方
~あの「ロマネ・コンティ」も!~
ブルゴーニュ地方はボルドー地方と双璧をなすワインの名産地です。
世界中のワイン愛好家に好まれる有名なワイン畑が入り組んで広がっています。
ブルゴーニュ地方の歴史。
古くは教会や修道僧の方々がぶどうを栽培しておりましたがナポレオンによってブドウ畑が細分化され<ナポレオン法典により均等相続が明文化されたことも一因>有名なすばらしい畑でも所有者が複数人いることも珍しくありません。
もちろん例外もあり単独所有の畑(モノポール)もありますが分割所有が一般化しています。
なので、
同じ畑でも区画の所有者(生産者)ごとにクオリティに差が出てきます。
生産者の中でも、
すばらしい働きをする方もいれば、
畑の名前に過信して上手くポテンシャルを生かせない方もいらっしゃいます(サボり癖がある方など)。
土壌、天候、生産者のバランスがかみ合ったワインの感動は言葉にならない至福の時間です。
ブルゴーニュワインでは生産者が大事といわれる所以がわかりますね。
ブルゴーニュワイン、よく聞くワード。
ブルゴーニュワインには日本人に聞き馴れたワードが多数あると思います。
白ワインはシャブリ、
高級ワインのロマネコンティ、
ボージョレヌーヴォーなども
ブルゴーニュ地方のワインです。
この地方のワインは
ボルドー地方とは異なり基本的に単一品種のぶどうから作られるのが特徴です。
単一品種だから味わいに奥行きがないわけではなく、
土壌や製造者の違いにより個性豊かなワインが多いです。
ブルゴーニュ「シャルドネの故郷」とは。
筆者自身は、
サンヴェラン村のワインに思い出があり時々思い返しては愛飲しております。
その村があるマコネ地区では
シャルドネ村が現存することからシャルドネの故郷とも言われており
比較的リーズナブルなポテンシャルの高いワインが多数ありますので
是非お試しください。
ボルドー地方は、フランス最大のワイン生産量を誇り、質・量ともに群を抜いています。
ワインに使われるブドウ畑の面積はなんと東京都の半分以上で生産者が持つブドウ畑の平均的な広さは東京ドームの10倍にもなります。
ボルドーワイン委員会の調べによりますと世界中で1秒間に21本売れている計算...
先日知人からふとこんな質問をされました。
「ワインとビールや日本酒、何が違うの?」と。
みなさんはどうお答えになるでしょうか。
今回はワインとはどんなお酒なのかご紹介したいと思います。
お酒を造る際、アルコールの原料となる糖分が必要となります。
ビールや日本酒の原料は穀物です...
今年もボージョレ・ヌーヴォーが解禁され、賛否両論ありましたが筆者としては年々ガメイ特有の豊な果実味と柔らかい酸味が際立ってきている分、客層は幅広くなってきていると思いますが、ワイン愛飲者の中には興味がそがれてしまっている方の話も耳にします。
ただ、ワインは生き物と言われる所以を考えますと...
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