新年会とは?どんな由来で始まった?
年が明け、正月気分がまだ抜けない時に会社や仕事関係、サークルや親しい人たちなどで新年会を開くことがあると思います。
この新年会と呼ばれる行事はいつから行われるようになったのでしょうか?気になったので新年会の由来など調べてみました。
新年会の由来とは?
新年会は元日に宴会を行う正月行事の一つ元日節会(がんじつのせちえ)が由来と言われています。
元日節会とは、奈良時代の初期頃から行われていた重要な儀式の一つとされ、応仁の乱から再興されるまでの約30年間は中断されましたが、明治維新までの約1200年間行われていました。
明治時代からは1月5日に新年宴会、戦後からは1月1日に新年祝賀という国事行為となりました。
皇族や内外高官を招き新年を祝う宴会を行う宮中の祝賀行事が新年会の始まりと言われています。
新年会を行う時期は?
会社で行う新年会は新年の挨拶だけでなく、「今年も仕事を頑張ろう」という意味もあります。
仕事始めの週末や1月中なら正月気分も残っているので、新年会を行うには丁度良い時期と言えるでしょう。
そのため、ほとんどの会社や団体などが似たような時期に新年会を行うので店を予約するのが難しいこともあります。
新年会は1月に行うべきというルールはないので、遅くとも2月上旬までが新年会を行う最適な時期となります。
新年会の意味や目的から考える楽しみ方
会社や仕事関係で行われる場合は、今年の目標や具体策を共有してモチベーションを上げる・他の部署とのコミュニケーションを取るなどが目的で開催されます。
サークルや親しい人たちで行われる場合は新年を祝い、挨拶を交わすことが新年会を開く目的となっています。
場合によっては飲み会の口実ということもあるかもしれません。
まとめ
新年会は集まる人や組織などで開催する目的が変わってきます。
サークルなどの親しい人たちで行う新年会はおしゃべりで盛り上がってしまうこともありますが、中には人と話すことが苦手な人がいる場合もあります。
ゲームや特技を披露するなどのバリエーションを取り入れて、誰もが楽しめる新年会にしましょう。
またお酒がメインになりがちですが、飲めない・弱い人もいるので無理に飲ませないように気をつけてあげる優しさも持ちたいですね。
楽しいからとはしゃぎすぎて、他の人の迷惑にならないように気を配るようにして楽しい時間を過ごしましょう。
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