トマトに含まれるリコピンの作用と美肌効果とは?効率良く吸収する摂り方についても

料理・飲物, 新着情報

テレワークで「運動不足」や「メタボ」が気になりだすと、「健康」や「ダイエット」に、より一層の関心が高まります。

そんな中で、よく耳にするのが『リコピン』。
トマトに多く含まれる成分のひとつですが、では『リコピンにはどんな効果があるの?

こんな疑問を持つあなたの為に、
今回は出来るだけサクッと読めて、お役にたてるよう解説させていただきます。

 

トマトに含まれるリコピンとは

リコピンとはカロテノイドの一種で、トマトやスイカ,ピンクグレープフルーツなどに含まれる脂溶性の赤色の色素です。

カロテノイドとは自然に存在する色素のことで、緑黄色野菜に多く含まれ現在600種類以上が知られています。
カロテノイドは活性酸素を消す抗酸化力が強いのが特徴です。

代表的なものとしてはαカロテンやβカロテン、ルティン、リコピンなどがあります。

その中でもリコピンは抗酸化力が強いのが特徴で、βカロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化力を持ちます。

 

トマトに含まれるリコピンの作用

リコピンの効果・効能

リコピンの効果・効能は強力な抗酸化力から得られ、血糖値を下げる、動脈硬化の予防、喘息の改善、美白効果、ダイエット効果などがあると言われています。

また基礎研究レベルですがリコピンにはLDL(悪玉)コレステロールの酸化防止があると期待されています。

 

 

リコピンと抗酸化

リコピンの働きは強力な抗酸化作用です。

人間の体内では一定の割合で活性酸素が発生しています。
活性酸素とは酸化力が強い酸素のことで、触れた体内の組織を錆びさせてしまいます。
活性酸素による錆は動脈硬化をはじめ、身体に様々な悪影響を与えます。

活性酸素の発生原因はストレスや喫煙、飲酒、電磁波、紫外線、食品添加物摂取、排気ガスなどさまざまです。

健康を害する根本的な原因とも言える活性酸素を消去する物質を抗酸化物質と言います。

代表的な抗酸化物質はビタミンC、ビタミンEの他、リコピンやアスタキサンチン、カテキン、ポリフェノールなどです。

活性酸素が発生したときに体内に充分な抗酸化物質が存在しないと、体内の至る所が錆び付いてしまいます。
リコピンは脂溶性なので主に細胞膜に存在し、細胞が活性酸素に攻撃されるのを防いでくれます。

 

 

リコピンの安全性・副作用

リコピンは非常に安全性の高い成分で一般的には重大な副作用などは報告されていません。
また医薬品との相互作用も現在の所ありあません。

 

 

 

トマトに含まれるリコピンの美肌効果

リコピンの美肌効果も最近注目されています。

これもリコピンの持つ抗酸化力からきています。
紫外線が肌に当たると活性酸素が発生し、シミやシワ、たるみの原因になります。

またリコピンはシミの原因になるメラニンを生成するチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。

リコピンの美肌、美白効果は抗酸化とチロシナーゼ抑制の2つの働きからきています。

 

 

 

トマトのリコピンを効率良く吸収する摂り方

リコピンは脂溶性のため生のトマトを単独で食べるよりも、サラダにしてドレッシングをかけるなど、調理した方が吸収率は良くなります。

リコピンの摂取量の目安は1日15mg-20mg程度です。
大きめのトマト1個のリコピン含有量は7-8mg程度なので、トマト2個で約15mgのリコピンが摂取できます。

1日単位で見れば食べ物やトマトジュースからでも充分な量のリコピンを摂取できますが、その量を毎日続けてとるのは飽きが来たりしますので、トマトジュースやサプリメントをプラスするのもオススメです。

 

 

まとめ

老若男女に大変有効な食品であるトマトは生でも良いですが、加熱するとより効率的です。

どのような形でもいいので、積極的にトマトを摂るということがとても大事だと思います。

リコピンは体内に蓄積していくので、摂れば摂るほどどんどん健康になっていくというとてもすごい成分ですので、ぜひとも積極的に食べて健康を維持していきたいですね。

 

 

PR:コルドンブルーのコロナ禍対策品
【無臭除菌クリーナー・らクリーン】のすごさ
とは。

 

 

 

『食 × コト』

TEAM CORDON BLEU は料理を届けるだけでなく、会食を成功に導くためにサポートいたします

コルドンブルーケータリングの特徴を見る
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事一覧