夏バテ対策で、夏をもっと楽しく!7種のおすすめ食材で、夏をもっと美味しく!

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今年もいよいよ夏がやってきました。
暑い日が続くことで陥りがちな体調不良「夏バテ」。
すでに夏バテ気味だという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな夏バテに備えて、主な原因から対策までを解説!
この夏を元気に乗り越えるためにも、夏バテについて正しく理解し、対策を講じていきましょう!

夏バテとは

夏バテとは、「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」などといった夏の暑さに伴う体調不良の総称です。

主な原因は室内外の温度差により、体の機能を調整する自律神経が乱れてしまうことだと言われています。
また、夏は他の季節に比べてたくさんの汗をかくため、水分を多めにとらなくては脱水を起こしやすくなっている点や、暑さでさっぱりとした軽いものばかり食べていることによる栄養の不足や偏り、熱帯夜などの寝苦しさから、睡眠不足に陥ることなども夏バテの原因として挙げられます。

こまめな水分補給

水分補給の目安は1日に約2ℓと言われています。
ただしこの2ℓを一度にたくさん摂取してしまってはあまり良い効果は期待できません。
早めに・こまめにを意識して1~2時間おきに200ml程度を目安に摂るようにしましょう。

また、何を飲むのかも重要です。
ついつい冷えた飲み物を口にしてしまいがちですが、冷たい物を飲みすぎてしまうと内臓の負担となり、かえって夏バテの原因になってしまいます。

緑茶やコーヒーなどのカフェインが含まれる飲み物にも注意が必要です。
カフェインには利尿作用があるため飲んだ分の水分が尿となって体外へ排出されてしまう場合があり、水分を摂っているつもりでも逆効果になってしまう事があります。
また、アルコールにも同様に利尿作用があります、夏のお酒の席ではお水を用意し、お酒と一緒に飲むように心がけましょう。

冷房のかけすぎに注意

室外と室内の気温差が5度以上になると自律神経が乱れやすいと言われています。
そのためエアコンの温度設定は下げすぎないように調整しましょう。

また、外出先など自身では温度調整ができない場合には、簡単に羽織れる上着などを用意しておくとよいでしょう。

良質な睡眠

睡眠不足は、自立神経が乱れる原因の一つです。
自律神経の働きを整え、疲労を溜めないためにも、十分な睡眠をとることは非常に重要と言えます。
熱帯夜などには、温度や湿度、涼しい寝具などで環境を整えることが大切です。

睡眠中は深部体温が下がるので冷やしすぎるのはよくありません。
冷風が直接身体に当たると睡眠中は体力をより消耗します。
エアコンの設定温度は26~28度程度を目安にし、扇風機やサーキュレーターを用いてエアコンの冷風を室内全体に巡らせるなど工夫すると良いでしょう。

バランスのとれた食事【夏におすすめの食材7選】

夏バテを予防するためにはバランスのとれた食事も非常に重要です。
暑い日が続くと食欲が減衰してしまい、ついつい冷たい麺類などに偏った食事をしがちになってしまいます。
麺類など炭水化物に偏った食事では栄養バランスが崩れてしまい、夏バテがさらに悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
また、冷たい食べ物の摂り過ぎは体内環境を維持している自律神経系に悪影響を及ぼし、消化機能の低下や疲労を感じやすくなるなど、逆効果に働いてしまいます。

1食に1品は暖かいスープを取り入れてみる、薬味やスパイスを用いて飽きの来ないメニューにするなど、食事からの夏バテ対策を考えてみてもよいかもしれません。

ここからは夏にお勧めしたい7つの食材をご紹介!

豚肉

豚肉は、たんぱく質、ビタミンB₁が豊富に含まれているのが特徴です。
たんぱく質は、人間の体を作る上で欠かせない重要な栄養素であり、またビタミンB₁は、糖質を燃焼してエネルギーにするために必要な栄養素のため、疲労回復に効果的だとされているほか、胃腸の働きも促し食欲を増進します。

うなぎ

土用の丑の日など、夏に食べるイメージのあるうなぎ。
古くから夏のバテを防止するために食べられてきたうなぎには、ビタミンB₁が豊富に含まれます。
蒲焼きの香ばしい匂いは食欲をそそります。

レバー

レバーは、たんぱく質やビタミンB₁をはじめとしたビタミンB群のほかにも、鉄分やミネラルも豊富に含んでいるため、是非夏に食べていただきたい食材の一つです。

にんにく

にんにくは、アリシンを豊富に含んでいます。
アリシンは、ビタミンB₁をはじめとしたビタミンB群の吸収をサポートする働きを持つ栄養素です。
そのため、前述の豚肉などと併せて食べることで相乗効果が期待できます。

梅干し

梅干しは、手軽に摂取できる食材です。
疲労回復効果のあるクエン酸を豊富に含んでおり、食欲がないときに1粒食べるだけでも夏バテ対策になります。

柑橘系の果物

オレンジやレモンといった柑橘系の果物もクエン酸を豊富に含んでいます。
さっぱりとしており、食欲がないときでも食べやすい食材なので非常におすすめです。

旬の夏野菜

ビタミンやミネラル、そして水分を多く含んでおり、夏に不足しがちな栄養素を広くカバーしてくれます。
また、旬にはその野菜の栄養価も高くなる傾向があります。
収穫量が増加するため価格も落ち着きやすく、カラフルな野菜も多いため食卓を彩るにはもってこいの食材と言えます。

まとめ

いかがでしたか?

夏バテは日々の生活の中から予防することが出来ます。
ご紹介した対策はどれも今日から始められるものばかりですので、ぜひ手近なものから取り入れてみてください。

夏バテに負けず、この夏を美味しく元気に楽しみましょう!

『食 × コト』

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