【コーヒー】の健康効果とデメリット、健康的な飲み方についても
コーヒーは健康に良いのか、悪いのか。
コーヒーがないと1日が始まらない、毎日様々なコーヒー豆を楽しんでいるという人にとっては、体に悪いとなれば大問題だと思います。
「コーヒーを飲み過ぎると害はあるの?」「インスタントコーヒーはどうなの?」
こういったコーヒーと健康に関する疑問を、調べてみました。
目次
コーヒーの健康効果:カフェインのメリットとデメリット
コーヒーが体に良い・悪いと論争になる原因は、コーヒーに入っている“カフェイン”について問題視されているようです。
カフェインのメリット
カフェインには覚醒させる働きがあるので、適量の摂取であれば脳を活性化させ集中力を上げ、仕事や勉強の効率アップにもおすすめです。
さらに運動効率を上げるので、運動前の摂取もオススメです。
他にも自律神経の働きを高める(体脂肪の燃焼・基礎代謝の促進)といった働きもあります。
また、カフェインの他にもコーヒーには“ポリフェノール”が含まれています。
ポリフェノールは抗酸化作用があり、肌荒れ、がんなど病気の原因となる活性酸素を除去してくれます。
カフェインのデメリット
カフェインを摂りすぎると、イライラの原因・不安感に襲われる・疲れやすくなるといった体へのマイナスの働きがあります。
カフェインを毎日のように過剰に摂取していれば、上記に挙げた症状により“熟睡できない・質の良い眠りが取れない”という体調不良の原因となってしまうことがあるのです。
また、カフェインは摂りすぎると中毒(カフェイン中毒)を起こし、最悪のケースでは死亡する場合もあります。
これはコーヒーだけではなく、昨今、日本でもよく目にするようになったエナジードリンクによるカフェインの過剰摂取が主な原因です。
コーヒーの健康効果:1日に飲む量は?
日本ではまだ数値化されていませんが、海外では(カナダ保健省)成人が1日に摂ってよいカフェイン量はコーヒー3杯ほどに当たる400mgとされています。
※WHO(世界保健機構)によると、妊婦の場合は300mg/日。
カフェイン耐性は人によっても異なるので、この数値が必ずしも適量というわけではありません。
コーヒーのカフェイン量、インスタントについても
レギュラーコーヒー(インスタント以外のコーヒー)もインスタントコーヒーも、飲料にした際のカフェイン量は変わりません。
両者ともコーヒー豆から作られているものなので、風味はレギュラーコーヒーの方が良いという方が多いものの、栄養面での違いはほとんどありません。
コーヒーを飲んでも良い適正年齢
ここでも問題となるのはカフェインです。
カフェインの摂りすぎで起こる症状は、軽度では不眠・めまい・吐き気・頻尿などがありますが、重度になると頭痛・動悸・痙攣などが現れることもあります。
カナダ保健省では、4〜6歳の子どもの場合1日のカフェイン摂取量を45mgと定めています。
大人で1日にコーヒー3杯程度ですので、それより体の小さな子どもは、よりカフェインの量に注意して与えてください。
子どもの場合はコーヒーよりも口にしやすい、お茶(緑茶、紅茶など)や炭酸飲料やエナジードリンクの摂取量を、保護者の方が確認しましょう。
年齢も注意すべきポイントではありますが、一番重要なのはカフェイン耐性があるかどうかや、排出できる体質体格かどうかです。
コーヒーの健康的な飲み方
コーヒーは空腹時に飲むと胃腸を刺激してしまいます。
そのため、朝目覚めの1杯のコーヒーは朝食後に摂りましょう。
これは日中でも同じです。
胃が空っぽの時のコーヒーの摂取は控えましょう。
・牛乳や砂糖以外でおすすめの飲み方は?
牛乳の代わりにたんぱく質を同時に摂れる“豆乳”や、砂糖代わりにビタミンミネラルが豊富な“はちみつ”はいかがでしょうか。
豆乳やはちみつは種類も豊富です。色々種類を変えてコーヒーブレイクを楽しんでみてください。
まとめ
コーヒーには肌や体にいい働きや良い成分が沢山あります。
ただし摂る時間や量に注意をして、時にはルイボスティーや麦茶などノンカフェインのものを取り入れながら健康的なコーヒーライフを送ってください。
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