Blog

今回は、CAVA(カバ)について。
ドリンクメニューで目にする「カバ」ってお酒はなに?そう思ったあなたに簡単なご紹介をします。

 

【1】CAVA(カバ)はスペインのお酒

ひとことで伝えるなら「スペイン産の安価なシャンパン!」

この表現、ワイン愛好家の方々から “誤解をまねく” と抗議をうけそうですが、この記事の目的は「誰でもわかりやすく」イメージできることを心掛けてます。
ぜひとも最後までお読みいただければ幸いです。

 

【2】CAVA(カバ)とシャンパンの違い

シュワシュワの泡がたつワインは総じて「スパークリングワイン」と呼ばれるわけですが、そのなかでもフランスのシャンパーニュ地方で造られるお酒が「シャンパン」と呼ばれます。
シャンパンは使用するぶどうの品種や製法にも一定のきまりがあります。あなたが一度は聞いたことのある「ドンペリ」はシャンパンの代表格で、酒屋さんで買っても1万円以上、高級クラブなどで注文すれば何●万円もする高級品になるわけです。
対するCAVA(カバ)は酒屋さんで1000円代から買える”シャンパン”というわけです。

CAVA(カバ)の製法は「シャンパン」と同じです。しかしながらフランス・シャンパーニュ地方ではなく「スペイン」で造られるわけですから「シャンパン」を名乗ることはできません。その為たいていの場合は「スペイン産の ”スパークリングワイン” 」と言われてます。

実はこのCAVA(カバ)、昔はシャンパン(言語によってチャンパンやチャンパーニャなどの響きがあります)と呼ばれていました。
1960年代までのはなしになります。その後、1970年に現在のCAVA(カバ)と言う呼び名になりました。
CAVAは「洞窟」を意味する単語で、かつて熟成の際には「洞窟」を使ってたワイナリーも多数存在したわけです。

「シャンパン」という呼び名は1992年に原産地名称保護制度という決まりで保護されることになりましたので、スペイン産のCAVA(カバ)は、シャンパンと呼ぶことができなくなりました。

 

【3】シャンパンと同じCAVA(カバ)の製法とは

瓶内二次発酵方式です。

これはどういう事かと言いますと、ぶどうは収穫された後果汁を絞り、酵母を加えて発酵させます。これは「一次発酵」になります。
その後調合(ブレンド)を施してから瓶詰めし、さらに9ヶ月以上の熟成をさせます。これが「瓶内」で行われる二次発酵になります。ゆっくりとした発酵と熟成がCAVA(カバ)のきめ細かい泡を造りあげるわけです。

一般的なスパークリングワインの泡がやや粗いのは、二次発酵を耐圧タンク内で行ったり、二酸化炭素を充填して造るからという事になります。

 

【4】まとめ

いかがでしたか、今回のCAVA(カバ)についての記事。

最後に、原料となる「ぶどう」についてちょっとだけ執筆します。
シャンパン用のぶどうはフランス北部の寒い地域、平均気温10度以下といわれてる地域で育ち酸味が強いのが特徴です。そのためシャンパン製造の最終行程でドサージュと呼ばれる「糖分」を加える作業が行われます。

CAVA(カバ)用のぶどうはフランスよりも南下したスペイン、ここは夏の最高気温30度といわれる温暖な地中海性気候の畑ですから、ぶどうは果実の旨味・香りとも豊かなのが特徴でドサージュは行われないか、ほんの少しだけ行われることになります。

フランスのシャンパンとスペインのCAVA(カバ)、製法は同じであっても、ぶどうが育つ環境が全く異なります。
ぶどうが違えば当然ながら味わいも違ってきます。

あなたも是非この違いを愉しんでみてはいかがでしょうか!

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly